「これだけやっているのに、なぜ評価されないのか」。30代になると任される仕事が増える一方、評価の理由が見えにくくなることがあります。ここで「上司が自分を嫌っている」と決めつけると、打ち手が狭くなります。
まず分けたいのは、自分が出した成果と会社が評価しているものです。この二つは一致するとは限りません。
結論:評価への不満を、確認できる項目に変える
次の3列で書き出します。
- 自分が成果だと思うこと
- 上司や会社から期待されている役割
- 評価面談で実際に言われたこと
例えば「売上を伸ばした」は成果でも、役割として「チーム育成」も期待されていれば、評価は別の観点を含みます。逆に期待役割が曖昧なら、それを確認すること自体が次の行動になります。
上司に聞くなら「なぜ評価しないのか」ではなく条件を聞く
対立しやすい聞き方を避け、次の評価を上げるための条件に変換します。
- 次の等級で求められる状態は何か
- 今の自分との差はどこか
- 優先して改善するなら何か
- 成果として残すべき記録は何か
評価結果に納得できるとは限りませんが、基準が具体化すると「何をしても無駄」という状態からは離れやすくなります。
成果の記録を自分で持つ
評価のたびに記憶から説明すると、目立つ仕事だけが残りがちです。担当した案件、改善したこと、周囲への支援、数字で確認できる変化などを短く記録しておくと、事実で話しやすくなります。
それでも基準が毎回変わる、説明がなく不利益な扱いが続くと感じる場合は、上司以外の評価者や人事など別の経路で確認することも検討できます。
数秘術は「評価で何を求めがちか」の補助線
数秘術は人事評価を説明する根拠ではありません。自分が何を評価されたいと思いやすいかを振り返る問いにします。
- 1を意識するなら、自分で決めて動いたことを評価してほしい気持ちが強くないか
- 4を意識するなら、地道な積み上げが見えにくいことへの不満がないか
- 8を意識するなら、責任・成果・報酬の釣り合いを強く気にしていないか
当てはまる問いだけ使い、評価の原因を数字で決めつけないことが大切です。無料診断も自己整理の一材料として使えます。
「評価されない」と「価値がない」を切り離す
会社の評価は、特定の役割と期間に対する判断です。自分の価値全体を測るものではありません。とはいえ、納得できない状態を我慢し続ける必要もありません。
まず評価基準を確認し、成果を記録し、改善できる差なのかを見る。そのうえで、今の環境で積み上げるか、別の役割や環境を検討するかを考えると、感情だけでなく材料を持って判断できます。